85代仲恭天皇の九条陵の手前に、
長州藩将兵の墓所があります。
「鳥羽伏見防長殉難士墓所」。
この場所を墓地としたのは、
長州藩が本陣とした東福寺に近い為。
現在の墓碑が建立されたのは、
明治33年の33回忌だったとのこと。
被葬者は以下48名ですが、
鳥羽伏見の戦い以外の死者も含まれます。
藤村英次郎、石川猪三郎、戸澤竹次郎、
有田彦兵衛、入江勝馬、石川和三郎、
佐伯鉄之進、大村清次郎、十川彦四郎、
美香房之進、小須賀逸衛、巖佐三郎槌 、
蘆原田守、静間彦太郎、岡崎高槌、
上山讃五郎、吉田順之助、十河三郎、
石川厚狭介、伊藤京次、松原善人、
河上四郎、黒瀬千代太郎、植田瀧之助、
品川喜市、河村梅吉、入江隼人、山下翠、
原川金蔵、後藤深造、宇佐川熊太郎、
相木岡四郎、原田粂之進、竹田二郎、
小林隼太、久保直吉、福島男也、
尾川猪三郎、三浦龍輔、片山金治、
原川助右衛門、宮田半四郎、田代三之丞、
平野光二郎、石津範次郎、小遣好兵衛、
別能仁三郎、萬蔵
以上、48基が並んでいます。
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