丸山招魂場は美祢市伊佐町の丸山にあり、
伊佐周辺出身の戦死者を招魂しています。


「丸山招魂場」。
丸山招魂場の設立時期は不明ながら、
禁門の変から大東亜戦争まで、
伊佐周辺の戦死者の招魂墓が並びます。
その数は正確に数えていませんが、
ざっと見て200柱以上はある模様。
半数は大東亜戦争の戦死者でした。

幕末～西南戦争期のものは５柱。
これらは向って左手前にあります。

左から、
「故石川丹治墓」、
「故古川順蔵墓」、
「故杉山深太郎墓」、
「故圀崎高槌墓」、
「故中嶋周藏墓」。
石川丹治、古川順蔵、杉山深太郎、
圀崎高槌、中嶋周藏の墓。
石川は禁門の変の元治元年7月24日に、
古川は四境戦争の慶応２年8月1日に、
杉山も四境戦争の慶応２年9月15日に、
圀崎は戊辰戦争の明治元年3月8日に、
中嶋は西南戦争の明治10年3月15日に、
それぞれ戦死したようです。
古川と杉山は奇兵隊士ですが、
他の３人はよくわかりませんでした。

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