4月14日 市立東行記念館で晋作の遺品が4年ぶりに展示されるらしい。
晋作のご子孫が、下関に寄贈したことで実現したそうです。
※【寄贈】団体などに、ある程度高価または貴重なもの品物を贈ること。
最高裁にまでもつれ込んだ一連の争いも決着?
色々双方の言い分もあるんでしょうが、
遺品を取り合うというとても悲しい争いでしたね。
晋作の魅力の一つは、無欲であるってことです。
誰かの晋作評では、自分の作った私兵(正確には違うけど)である奇兵隊を、
教法寺事件の責任をとったとはいえ、並みの人間なら絶対手放すことはしない。
また、クーデターを起こした首謀者でありながら、権力を握ることはせず、
政治は桂や井上、伊藤らに任せる・・・。これも、普通では考えられない・・。
これが晋作であり、これが未だ人々に愛される所以なのです。
それなのに、遺品を取り合うなどどは悲しい話ですね。
皆、晋作が好きでしょうに・・・・。
晋作の死後、妻と愛人の交流が続いたそうですね。
これも普通考えられませんね。
うのは、死ぬまで晋作の墓を守っています。
まさは、忘れ形見を立派に育てます。
どこぞの英雄の奥さんとは大違いですね。
話はそれましたが、晋作の子孫が寄贈したってこと。
大きく評価したいです!
子孫が遺品を手に入れて、私設展示館でも作ろうものなら、高杉晋作という英雄が、
どす黒く汚されたことでしょう。
今週の日曜日には、晴れやかな気持ちで遺品を見に行きたいと思ってます。
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