冬の津軽へ出張。
本州の端から端まで移動するとは、
我ながらよくやるなぁと思いつつ、
松陰は自らの足で歩いたんですから、
昔の人って凄いなって思いますね。
東北遊学の際に吉田松陰と宮部鼎蔵が、
弘前城下を出た最初の宿泊は藤崎宿でした。
「岩木山」。
津軽富士とも呼ばれる山で、
標高1625mの独立峰。
[富士山よりも女らしい]と、
太宰治が形容しています。
津軽平野から望む岩木山は確かに美しく、
ここに住む人々が少し羨ましく感じました。
藤崎町藤崎周辺。緑の線が羽州街道。
青くぼかした辺りが宿場があった場所。
「ふじりんご発祥の地」。
藤崎のロータリーにあるオブジェ。
リンゴの品種ふじは藤崎町で生まれました。
「川越家跡」。
松陰と宮部鼎蔵が宿泊しした川越家跡。
先程の藤崎のロータリー沿いにありますが、
現在は民家となっているようです。
街道はこのロータリーで折れており、
ここを中心に宿場となっていました。
■羽州街道の宿場町
■関連記事■
・青森県五所川原市 吉田松蔭関連の石碑
五所川原市内の松陰の足取り。
・青森県北津軽郡 松陰小泊止宿跡と台場跡
松陰らは小泊村に宿泊しました。
・青森県北津軽郡 みちのく松陰道
松陰は算用師峠を越え三厩に向かいます。