勝山宿は美作勝山藩の城下町にあり、
出雲街道の宿場でもあった場所。
白壁や格子窓の商家や民家、
なまこ壁の土蔵等の伝統的な建屋が並び、
美しい街並みを今に残しています。
「勝山宿跡」。
昭和60年に岡山県の町並み保存地区に指定。
各家々には個性豊かな[のれん]が掛かり、
町並みを美しく彩っています。
染織作家加納容子が自分の店先に、
手染めの[のれん]を掛けたことが評判となり、
徐々に町内で広まっていったとのこと。
「御前酒蔵元辻本店」。
美作勝山藩への献上酒[御前酒] の蔵元。
文化元年(1804)創業の老舗酒造店で、
主屋や蔵は江戸後期の建築とのこと。
主屋に隣接するなまこ壁の土蔵の窓扉には、
龍虎(?)のこて絵の意匠が施されています
ここから神橋を渡って西へ行けば、
出雲へ通じる街道。
往時は橋はなく渡し舟で渡っていました。
東側へはこの坂を登って寺町を通ります。
登ってすぐ左側は藩主家の菩提寺安養寺。
「文豪 谷崎潤一郎疎開の地」碑。
谷崎潤一郎は戦時中に疎開しており、
熱海、魚崎、津山を経て勝山に来ています。
僕は谷崎潤一郎を読んだ事無いですけど。
非常に素晴らしい町並みです。
一度は足を運ぶ価値はあると思いますが、
今回は滞在時間が短く堪能は出来ず。
時間の関係で焦っていましたが、
御前酒を買って帰れば良かったと、
後で後悔しました。
■出雲街道の宿場町
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