吉四六さんは[三大とんち者]のひとりで、
※他の二人は一休さん、彦一さん。
多くのとんち話が伝わる人物。
麦焼酎二階堂の高級銘柄にも名が使用され、
そのヘンテコな名前も相まって有名です。
この吉四六さんは実在していたようで、
実名は廣田吉右衛門と称した人物。
きちえもんがきっちょむと転訛したとされ、
大分地方でその逸話が伝承されたという。
但し吉四六さんのとんち話は明治以降、
周辺地域の伝承を集めて編纂したもので、
それらの話には脚色や創作が加えられ、
実際の廣田吉右衛門の伝記ではありません。
とはいえそんな事はありがちな話ですし、
実際に吉四六さんと呼ばれた人物が居て、
多少の尾びれが付いているものの、
とんちの利いた人がいたのは事実でしょう。
臼杵市野津町の普現寺の墓地に、
その廣田吉右衛門の墓所があります。
「廣田吉右衛門之墓所」。
整備された廣田吉右衛門の墓所。
廣田吉右衛門は代々庄屋を務めており、
吉右衛門は当主が代々名乗った為、
7人(7代)の廣田吉右衛門がいるらしい。
一応モデルは初代吉右衛門とされており、
左端の墓石がその墓とされています。
隣が妻のおへまさんの墓で、
右側の2基は縁者のものとのこと。
「歸眞實参了義信士墓」。
吉四六のさんのとんち話(吉四六話)は、
200話以上もあって紹介しきれませんが、
基本的には楽しい内容のとんち話です。
※色話や怪談、失敗談もあるらしい。
時代を越えて語り継がれるのですから、
とんち云々はさておき人物的には、
皆に慕われた人物だったのでしょう。
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・熊本県八代市 八代宿跡
彦一塚が建っています。
