奥之院墓地にある前田利治の墓所。
前田利治は加賀藩の支藩大聖寺藩の初代藩主。
加賀藩2代藩主前田利常の三男に生まれ、
嫡男前田光高が家督を譲られる際に、
次兄前田利次が10万石を分与されると共に、
7万石を与えられて大聖寺藩を立藩しました。
「實性院殿機雲宗用大居士」。
大聖寺藩初代藩主前田利治の墓。
小堀遠州を師事した茶人だったようで、
九谷村で良質の陶石が発見された為、
藩士後藤才次郎を有田へ派遣。
陶磁器製造の技能を習得させました。
明暦初期(1655~)に後藤が帰藩すると、
九谷村に窯を築造して磁器製造を開始。
製造は約半世紀で終焉しますが、
造られた磁器は「古九谷」と呼ばれ、
美術品として評価されています
※最近の研究では「古九谷」は九谷村ではなく、
有田で製造された可能性が高いとのこと。
その辺りは全然詳しくありません。
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