【review】」カテゴリーアーカイブ

花燃ゆ26

第二十六回 「夫の約束

来島又兵衛久坂玄瑞ら長州藩兵は京へ向かいます。
朝廷工作の様子や、来島と久坂の意見の相違は、
なんとなく描かれていましたね。

ただ、進軍の決定のおいて重要であった真木和泉が、
説明も無いまま「誰?このおっさん?」という感じだったのが残念。
こういう時、ちょっとナレーションでも入れて真木和泉の説明でもすれば良かった。
この「花燃ゆ」。せっかく池田修一を使っているのに、… 続きを読む

花燃ゆ25

第二十五回 「風になる友

クリエイタ-と呼ばれる人種は、どの業種でも「他と変わった事がしたい、
新しい事がしたい
」と考えがちです。
技術に裏づけされた自信のない者が、特にその傾向が強い。

なぜなら新しい事は、そんなにクオリティが求められないから・・・。
だから才能の無い者は、すぐに先駆者になりたがる。
先駆者が一番有名になれるしね。

それに比べ、既存のもののクオリティを上げるというのは、とても大変です。

しかし、新しいことなんてほとんど出尽くして、
斬新かつ既存のものより優れている事なんてそうそう無い。… 続きを読む

花燃ゆ24

第二十四回 「母になるために

めちゃめちゃな回でした。
特に晋作が関わるところでやっちゃってくれましたから、
今回のレビューはきつめになると思います・・・・・・。

八月十八日の政変」を受けて長州藩では、
進発派」と「割拠派」に議論が分かれます。

そもそもこの「進発派」と「割拠派」ってのが意味不明。
「進発」ってのは、
「… 続きを読む

たまにそういうことするよね。

ウチには小さい子がいますので、TVがEテレを映していることが多いのです。
朝から「フックブックロー」、「みいつけた!」、「おかあさんといっしょ」等が流れてます。

夕方にTVをつけると、チャンネルはそのままEテレ。
PM6:20月~木曜日は「Let’s天才てれびくん」という番組がかかっています。

みよちゃんには少し早い内容で、小学生対象の番組なんですが、
内容は異次元獣からTV戦士達(小学生)が、地球の平和を守るというもの。
dボタンで視聴者も参加できるという小学生に人気の番組です。

6時台に家に帰れる事なんてそうそう無いし、
たまたま早く帰ってもTVをつける事も少ないのですが、
今週の水曜日になぜか早く帰ってこれました。… 続きを読む

花燃ゆ23

第二十三回 「夫の告白

文や萩の女達は、台場建設に汗を流します。
そんな中、文の弟敏三郎奇兵隊に入りたいと告白します。
敵の弾や大砲の音が聞こえない敏三郎を心配する家族ですが、
敏三郎の強い意志に動かされ、送り出します。

実際には、敏三郎が奇兵隊に入隊したという記録はありませんね。
「身分を問わず」入隊できた奇兵隊ですが、
難聴の者は入れなかったんじゃないでしょうか?
敵の弾や大砲の音というよりも、命令が聞こえないのは、
軍隊として命取りになりますので・・・。
まあ仮に入隊してたら松陰の弟ですので、幹部クラスの扱いは受けたでしょうケド。

文と敏三郎が下関に到着すると、高杉晋作が現れ「戦じゃ!」と息巻いています。
京で「… 続きを読む

「新選組血風録」司馬遼太郎

司馬遼太郎は短編が面白い。
・・・と、僕は思います。

実は司馬の長編をあまり読んでないのです。
竜馬がゆく」はもちろんの事、
飛ぶが如く」も読んでいません。
4巻以上ある小説って、
読もうとするのに勇気がいります。
読んだ中では全4巻の「世に棲む日日」と、
全3巻の「花神」が一番長い部類です。
「世に棲む日日」を読んで、
途中司馬の創作意欲が無くなったのを、
なんとなく感じました。… 続きを読む

高杉晋作ウォーク(唐戸周辺)③

高杉晋作ウォーク(唐戸周辺コース)のつづき


教法寺」。
文久3年に奇兵隊は前田砲台
撰鋒隊は壇ノ浦砲台を担当しています。
長州藩世子毛利元徳が下関に来た際、
奇兵隊、撰鋒隊の両砲台を視察。
最初に奇兵隊の前田砲台を視察しますが、
視察の時間がなくなってしまい、
撰鋒隊の視察はなくなってしまいました。
撰鋒隊士らは宮城彦輔続きを読む