古い本ですが[野山獄相聞抄]を読みました。
映画[獄に咲く花]の原作ということで、
読んでみたいと図書館で借りてみました。
文庫版は[吉田松陰の恋]に改題されています。
これは短編集で[野山獄相聞抄]の他に、
4篇が収録されていますが全部面白かった。
ネタがマニアック過ぎます(笑)。
「見事な御最期」
禁門の変の責任を取らされた三家老のお話。
切腹の目付役の視点から、… 続きを読む
古い本ですが[野山獄相聞抄]を読みました。
映画[獄に咲く花]の原作ということで、
読んでみたいと図書館で借りてみました。
文庫版は[吉田松陰の恋]に改題されています。
これは短編集で[野山獄相聞抄]の他に、
4篇が収録されていますが全部面白かった。
ネタがマニアック過ぎます(笑)。
「見事な御最期」
禁門の変の責任を取らされた三家老のお話。
切腹の目付役の視点から、… 続きを読む
第七回 「放たれる寅」
”放たれる”と言っても自宅蟄居なんで、
放たれてはいないですね。
寅次郎が野山獄を出獄する話なんですが、
高須久子との淡いラブストーリーはスルー。
史実の記録としては、
それらしい句が残されているだけですが、
前回娘の話(たぶん創作)をしといて、
松陰との恋バナは無し??
吉田松陰を聖人君子たらんとする陰謀か?
ほんと意味不明。
それなら艶っぽい井川遥… 続きを読む
第六回 「女囚の秘密」
アダルトな香りのするタイトルですね。
このタイトルから察すると、
高須久子の不貞の件かと思われますが、
その件は娘の糸がさらっと言っただけでした。
今回は久子と娘の親子のお話。
久子は自分の父親の遺品が欲しいと、
文に書状を託けます。
しかし高須家は門前払い。
何度も足を運ぶと娘の糸に出会います。
糸は野山獄に現れて久子に向かい、… 続きを読む
第五回 「志の果て」
寅次郎は野山獄に入れられます。
野山獄は岩倉獄に比べきれいな牢獄。
囚人同士の交流も制限がなく、
部屋の出入りも自由だったそうですが、
牢に鍵がかけられていましたね。
実際はどうだったのかわかりませんが、
鍵はかけられてなかったと思います。
基本的に野山獄は、罪人の牢獄というよりも、
どうしようもないロクデナシを、
家族がムリヤリ押し込めておく、
借牢の役割が主だったはずですので。… 続きを読む
久々に図書館へ行きました。
今回借りたのは[十二歳の戊辰戦争]。
戊辰戦争に11~17歳で従軍した、
数々の少年達のお話です。
戊辰戦争に従軍した少年達で有名なのは、
やはり白虎士中二番隊でしょう。
飯森山で自刃したその壮絶な逸話は、
何度もドラマ化されたりしてます。
しかし戊辰戦争に従軍した少年達は、
彼らだけではないのです。
二本松藩では戦闘が刀や槍の時代から、
銃に移ったこと思い知ったのは、… 続きを読む
第四回 「生きてつかあさい」
色々なブログで感想が書かれていますね。
どうも賛否両論あるようです。
賛の意見として、
「久々に大河を続けて見ようと思った
」「おもしろかった」
などの意見を見かけます。
女性に肯定的意見が多いように感じるのは、
気のせいではないのでしょう。
否の意見として視聴率が低いということで、
既に大ゴケと言っているものもありました。… 続きを読む
第三回 「ついてない男」
タイトルのついてない男というのは、
東出昌大扮する久坂玄瑞の事ですね。
おみくじを引いても[凶]ばっかり出る。
なんて中学生のような思考・・・。
吉田稔麿や入江九一も登場して、
黒船を見に行こうと計画するも、
怖気づいたようで来たのは久坂のみ。
おいおい!四天王ショボっ!!
腰抜けすぎるだろ!!… 続きを読む