浜田宿は山陰街道の宿場町で、
浜田城の城下南側に置かれました。
浜田市街南部周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが浜田宿跡。
本来は西側の入口である青口番所跡より、
スタートするべきなのですが、
それ程見るべき場所もありませんので、
国道9号線の京町交差点より、
東に向かって歩いてみます。
「桧物屋町」。
浜田の特産品である曲物(桧物)の職人が、
多く住んだ為に桧物屋町と呼ばれたという。
「広小路」。
桧物屋町を抜けると広小路。
文字通り広い小路だった場所。
広小路から商人の町蛭子町に入り、
そこから北上して新町へ。
※蛭子町の写真は撮り忘れました。
「新町」。
藩札を扱う銀札引換所等が置かれ、
浜田宿の中心となっていたようです。
「紺屋町」。
現在の紺屋町はひとつ南の通りで、
昔の名残か衣類店が多い模様。
藩政時代はこの細道が街道筋だったようで、
なだらかに蛇行しています。
「三重口番所跡」。
紺屋町を抜けると三重口番所跡。
写真の横断歩道の辺りにあった模様。
実際に街道筋を歩いてみると、
古い町であった感じはありますが、
宿場感はあまり感じられませんでした。
■山陰街道の宿場町
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