鹿児島県南さつま市 島津尚久墓所

竹田神社の南側に島津尚久の墓があります。
尚久は島津忠良の三男に生まれ、
7歳で初陣を飾った後には、
数々の戦に参加して手柄を立てたとされ、
薩摩の海賊衆(倭寇)を束ねていたという。


島津尚久墓」。
宮之城島津家初代当主島津尚久の墓。
兄の島津貴久に従って薩隅日三州で戦い、
岩剣城攻め松山城攻めで功を挙げています。
五尺余の大太刀を振るう偉丈夫で、
弓の達人でもあったとされており、
薩摩の倭寇を束ねる存在でもあったという。
永禄4年(1561)の廻城合戦後に病に倒れ、
その翌年に死去しています。
鹿籠桜之城坊津を領していたようで、
家督は嫡男島津忠長が相続。
忠長は後に宮之城に移封されており、
子孫は宮之城島津家として続きました。

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