太宰府天満宮といえば「梅ヶ枝餅」です。
全国的にも知られるこの餅菓子は、
天満宮参道のあちこちで売られており、
これを食べ歩くのも楽しい。
この「梅ヶ枝餅」の元祖は明らかではなく、
一時期はどこも「元祖」と表示した為、
紛らわしいという声があったので、
「名物」と表示されるようになったという。
そんな多くの店舗で売られる「梅ヶ枝餅」。
その中でも老舗のものを食べてみようと、
一番古いとされる小山田茶店へ。
「小山田茶店」。
本殿裏手の梅花林脇にある小山田茶店。
創業350年の老舗です。
350年前というと寛文、延宝、天和辺りで、
江戸中期に入ったばかりの頃ですね。
神事の際にはここの梅ヶ枝餅が献上され、
太宰府天満宮御用達となっています。
訪問時の天満宮は人、人、人。
子供らは疲れて座り込んでしまった為、
買って来てあげるよと一人で行きました。
僕が「四つ下さい」というと、
「すぐ食べられますか?」と言うので、
「はい、でも遠くで座っているので、
ビニールにでも入れて下さい」というと、
「なら四つ持つのは大変だけど、
美味しく食べてほしいから、
ビニールには入れない方がよいので、
このまま持って行って欲しい」とのこと。
仕方なく紙に挟んだだけのものを持ち帰り、
座って待つ家族と合流して食べてみました。
食べてみるとパリパリで美味い!
成程お店の方が拒んだのはこの為ですね。
ビニールに入れてしまうと、
このパリパリ感は無くなるかも?
「美味しく食べてほしい」は本当でした。
あ・・食べる前に写真撮るの忘れた(泣)。
「梅ヶ枝餅」。
※画像は公式HPより拝借。
菅原道真が大宰府に左遷され、
悄然とした日々を送っていた際、
安楽寺の門前で餅を売っていた老婆が、
道真の境遇に同情して餅を勧めたという。
それ以降その餅は道真の好物となり、
道真の死後に老婆が餅に梅の枝を添え、
墓前に供えたのが始まりとされます。
また軟禁されて何も食べない道真に、
その老婆が餅を梅の枝に刺して、
窓からこれを差し入れたともされており、
この2つの説が由来となっています。
梅ヶ枝餅は何度も食べていますが、
今回食べたのが一番美味しい。
なんでも焼きたてが一番ではありますが、
「美味しく食べてほしいの気持ち」も、
とても大切なことだと思いました。
●銘菓・名物
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