和菓子にはそれ程造詣はありませんが、
下関の銘菓に松琴堂の[阿わ雪]があります。
その創業は幕末の慶応2年とされ、
[阿わ雪]の名称は伊藤博文の命名とのこと。
これは一度食してみねばとは思いつつ、
なかなか都合が合いませんでしたが、
※近くには何度か来てはいましたが、
定休日(日祝)だった為に行けてません。
今回やっと訪問する事が出来ました。
「松琴堂… 続きを読む
「名物」タグアーカイブ
三重県四日市市 富田宿跡
富田は桑名宿と四日市の間にある間宿。
名物の焼き蛤を売る店が軒を連ね、
香ばしい焼き蛤の香りが漂っていたようで、
全国的に有名であったようです。
「歌川広重 東海道五十三次 富田立場之図」。… 続きを読む
佐賀県唐津市 浜崎宿跡
浜崎宿は唐津街道の宿場町。
虹の松原の東に位置していますが、
唐津藩領ではなく対馬府中藩領で、
鳥栖の田代代官所がこれを支配し、
出張所として役所が設置されていました。
※役所の場所はよく判りません。
浜玉町浜崎周辺。緑の線が唐津街道で、
青くぼかした辺りが浜崎宿跡。
東側より散策。… 続きを読む
幕末下関のフグ事情
下関市といえばフグですね。
とはいえ下関に住んでいますが、
毎日フグを食べてるわけではありません。
いくら本場といっても高級魚ですので、
そう簡単には食べれません。
とはいえ子フグのから揚げなどは、
スーパーで安く買えたりします。

「下関市内のマンホール」。
このフグというお魚ですが、
猛毒を持っている事が知られており、… 続きを読む
江戸から来た金さんの作った亀の甲せんべい
「亀の甲せんべい」という銘菓があります。
江戸麹町出身の金次郎は、
幼少の頃より菓子作りを覚え、
長崎でオランダの洋菓子作りを習得し、
文久2年に江戸に帰る道中で、
兄がいた赤間関に立ち寄りました。… 続きを読む
おいでませ山口へ(食べ物編)
低視聴率だろうが「花燃ゆ」効果で、
「長州(山口県)に行って見たい」。
と思ってる方はいらっしゃるでしょう。
長州を巡るとなると中々大変なんです。
何故なら史跡が集中してないから。
たとえば幕末薩摩藩史跡を巡ろうとしたら、
鹿児島市市街に殆ど集中しています。
幕末土佐藩史跡を巡ろうとしても、
高知市市街の中心部と桂浜で十分です。… 続きを読む
わかめむすび

みよちゃんは「しそわかめ」が大好き。
基本的に小食なんですが、
調子の良いときは「しそわかめ」のご飯を、
茶碗一杯食べることもあります。
ふと「しそわかめ」のパッケージを見ると、
「萩・井上の」と書いてある。
これ萩の名産なんですね。
下関のスーパーにも普通に置いてますので、
子供の頃から食べていた記憶があります。
裏を見ると、
長州藩では刻んだわかめを
まぶして食べる習慣がありました。
明治維新の立役者を教育した吉田松陰先生も
門下生たちと一緒にわかめむすびを
食されていたのではないでしょうか。… 続きを読む
