富田は桑名宿と四日市の間にある間宿。
名物の焼き蛤を売る店が軒を連ね、
香ばしい焼き蛤の香りが漂っていたようで、
全国的に有名であったようです。
「歌川広重 東海道五十三次 富田立場之図」。
富田での焼き蛤売りの情景。
「十四橋」。
十四川に架かる十四橋。
富田は立場とも呼ばれる間宿で、
駕籠舁や人足の休憩所だった場所。
正式な宿場ではないので、
宿場入口にある木戸や番所はありません。
どこから冨田宿かは判りませんので、
この十四橋から歩いてみます。
かつては軒を連ねた焼き蛤を売る店は、
現在は全くありません。
木曽三川の河口では蛤が多く採れて、
富田に多く運ばれていたようですが、
現在は採れなくなってしまった模様。
それでもどこかからか蛤を仕入れて、
一軒でも再開すれば人は来そうですが、
今のところそういう動きはありません。
「広瀬五郎兵衛邸跡(冨田小学校付近)」。
明治天皇が明治元年9月24日に立ち寄り、
休憩して焼き蛤を賞味したとされる場所。
「明治天皇御駐輦跡(手前)」、
「明治天皇冨田御小憩所(奥)」。
富田小学校正門にある聖蹟碑。
どちらも明治元年9月の休憩を記念し、
後年に建てられたものです。
街道の家々は更新されており、
面影は全くありません。
街道は突き当りを左折し北へ。
北上して街道は桑名宿へ。
住宅地ですので焼き蛤を再開すると、
匂いとかで苦情が来るかな?
僕の育った地域は蛤は殆ど取れず、
食べた経験がありません。
※アサリやシジミは食べます。
美味しい蛤を食べてみたいのですが、
なかなかそのチャンスは無く、
結構歳を取ってしまいました。
いつかどこかで食べたいと思います。
■東海道の宿場町
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