田原熊野座神社は田原地区の鎮守社で、
田原坂の戦いの激戦地となった場所。
その境内が戦場となった為に、
弾丸等の関連遺物が無数に発見され、
有名になった場所とのことです。
「田原熊野座神社」。
境内には薩軍(西郷軍)の陣地があったとされ、
官軍(政府軍)が盛んに攻撃を仕掛け、
その境内をめぐって3月8日及び3月15日に、
両軍が激しい戦闘を行っており、
この戦いは宮山争奪戦と称されています。
「熊野座神社西南戦争関連遺物分布図」。
境内で発見された関連遺物の分布図。
小銃の弾丸だけでも698個も見つかり、
激しい撃ち合いが行われたと思われます。
「拝殿」。
拝殿及び本殿は戦闘で焼失しており、
現在の社殿はその後に再建されたもの。
但しその部材には廃材が再利用されており、
多くの弾痕が残っています。
「本殿裏側の弾痕」。
ぐるっと一周見てまわっても、
数個の弾痕を見つけられました。
上記写真以外にも多くの弾痕があります。
境内では思わず弾丸等がないか、
下を見ながら歩いてしまいます。
もちろん調査済みなのでしょうから、
そんなに簡単には見つからないでしょう。
但しまだ発見されず地中にある遺物が、
全くないとも言えませんので、
いつもよりキョロキョロしてしまうのは、
仕方ない事なのかなと思います。
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