薩摩街道の難所である腹切坂。
腹切という不穏な名称のこの坂は、
人を殺して諸国を逃げ回っていた武士が、
所詮逃げられぬと悟って腹を切ったとか、
平家の落ち武者が逃亡を断念して、
腹を切った場所であるとか、
大事な書状を持った飛脚が坂を上り、
坂の中間ですれ違った農夫に、
坂はあとどれくらいかと尋ねた際、
「あなたがこれまで歩いて来た程」と聞き、
江戸から今までの行程と勘違いして、
絶望して腹を切ったとかの由来があります。
但し台地(原)の端(切り)にあたることから、
腹切坂になったという説の方が有力らしい。
たぶんそうなんでしょうね。
豊前街道の説明板の設置している場所より、
※この街道は色々な呼び名がありますが、
このブログでは薩摩街道に統一。
歩いて腹切坂を目指しますが、
坂っぽい場所までは結構歩きます。
道は舗装されておらず徒歩でしか行けません。
「腹切坂」。
少し歩くと坂となっており、
なかなかの急勾配となってきます。
人がいたら「あとどれくらい?」と聞きたい。
確かにそんな気分になってしまう坂。
参勤交代でも屈指の難所だったらしい。
■関連記事■
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