日本人形協会が雛人形おさがりNGと発信。
これが賛否を巻き起こしているようで、
SNSで批判的な意見があるようです。
ウチではみよちゃんの初節句の際に、
小さいながらも雛人形を買ってあげました。
男兄弟の僕には桃の節句は、
給食で雛あられを食べる程度のもので、
そんなに関心は無かったのですが、
嫁さんが買ってあげたいというものだから、
じゃあ買ってあげようと、
雛人形売り場に足を運んだ次第。
でも買ってあげて良かったと思っています。
これは親の自己満足ではなく、
みよちゃんも自分の雛人形と認識しており、
飾られるのを喜んでいる様子。
おさがりNGの件を言わせてもらえば、
そりゃ商売の為だと思いますよ。
だって商売なんだから。
でもそれは悪い事じゃない。
人形を売る事を生業にした業界であって、
これは慈善事業ではないのだから、
少しでも売れるように宣伝しているだけ。
おさがりNGなら人形が売れるのですから、
その方が良いに決まっています。
反対に成長して来ると、
段々と飾るのも億劫になったりする。
だからおさがりを使って貰えれば、
そりゃ嬉しいってのもわかるけど、
たとえば親が着たウェディングドレスとか、
貰ったりしたら迷惑でしかないですよね。
時代遅れの巨大なパフスリーブなんで、
笑われてしまう事でしょう。
雛人形でいえば時代遅れとか無いので、
それには当てはまりませんが、
その子の健康と幸せを願ったもので、
その子だけの雛人形ですから。
小さい頃しか飾らないし、
大きくなってからは邪魔なだけ。
人形だから捨てにくいし、
処分に困るからおさがりで十分。
確かにね。
これは親がどうするかによると思います。
雛人形はその子が家から出て行っても、
そのまま実家に置いておくべきだと思う。
持って行きたいというならば、
持って行かせれば良いが、
広くないであろう新居に邪魔でしょうし、
雛人形があることによって縁は繋がる。
いつか両親が亡くなって遺品整理をした際、
雛人形を見つけて両親の愛に感謝する・・。
そういうストーリーか良いと思う。
勿論おさがりでも良いとは思います。
肝心なのはその子に対する愛情。
どういう気持ちかが重要です。
「すみなすものは 心なりけり」
という事です。
この写真の雛人形は長府毛利邸のもの。
今年も例年どおり
「長府おさげもの ひなまつり」
に行って来ました。
着物を着て写真が取れるようになっており、
みよちゃんはお雛さま気分です。
■関連記事■
・桃の節句
一歳のみよちゃん。
・長府おさげものひなまつり
大きな雛飾りは自宅では無理ですよね。