長門市」カテゴリーアーカイブ

山口県長門市 大寧寺墓地/益田家墓所

石見益田家の菩提寺のひとつ妙義寺は、
13代益田秀兼大寧寺木叟和尚を招き、
開山させたとされています。
この事から益田家は大寧寺と深く結びつき、
焼失した山門を再建するなど、
大寧寺を篤く信仰していたようです。

大寧寺墓地にある益田家の分骨墓。… 続きを読む

山口県長門市 大寧寺墓地

長州藩重臣の墓が集まる大寧寺墓地
何度か訪問してはいますが、
今回はその墓域をゆっくりと踏差しました。
墓碑の数は300近くあるとされ、
1回では容量的に不可能と思われますので、
家系別に数回に分けて紹介します。


大寧寺墓地」。
境内の南西側の斜面にある大寧寺墓地。
長州藩の重臣達の墓碑の他、
大寧寺に関係する歴史上の人物らの墓が、
所狭しと立ち並んでいます。

今回は江戸期以前の人物らの墓碑。

鷲頭弘忠」の墓。… 続きを読む

山口県長門市 豊原市跡

豊原市三隅川下流域に位置し、
赤間関街道沿いにありましたが、
宿駅機能はなく物資の集散地として賑わい、
川船の港として商家が建ち並んでいました。


御国廻御行程記 三隅(一部)」。


長門市三隅下周辺。緑の線が街道筋。
青でぼかした辺りが豊原市のあった場所。


豊原市跡」。
僅か250m程度?の短い道ですが、
ある程度は古い家屋も残っており、
商家を改造したカフェもあります。… 続きを読む

山口県長門市 日置新市跡

日置新市古市に代わる市宿として、
椎の木峠から河原までを直線で結ぶ為に、
新たに設置されたものでした。


日置中新市周辺。緑の線が街道筋。
青でぼかした辺りが新市です。


新市西側の街並み。
旧家がある程度残っています。


市の中央付近にあるガマの生い茂る
ガマは生薬続きを読む

山口県長門市 日置古市跡


古市は文字通り古い市という意味で、
江戸時代初期に市が開かれていたもので、
別の場所に移された為に新しい方を新市
今までの場所が古市と呼ばれてました。
本来ならばそのまま新市が栄えて、
古市は廃れていくものですが、
この日置古市は黄波戸浦津黄浦に通じ、
古くから交通の要であった為か廃れず、
後に新市から古市に本宿が戻されています。
※本宿=正規ルートの宿場の意。続きを読む