慶応2年、5月2日未明、上五島江ノ浜潮合崎でワイル・ウエフ号が遭難し、
船将である黒木小太郎・池内蔵太らが溺死しました。
これを知った坂本龍馬はこの地に赴き、碑文を認め、
建設費用を村役に託したと言われます。
墓碑は歩いて数分の江ノ浜地区にあるとのこと。
岩場に大きく「龍馬ゆかりの地」と書かれています。
龍馬ゆかりの地では、イマイチ何があったかわかりにくい名称ですね。
「海援隊士殉難の地」とかのほうが、わかりやすいのでは?
やっぱり、「龍馬」ってつけたほうが、客は集まりやすいのかな??
近くに「坂本龍馬の像」があります。
碑の近くにワイル・ウエフ号の船梶のレプリカ。
これの本物は近くの民宿にあります。
龍馬像は転覆地点の方向に向かって手を合わせている。
龍馬像の手を合わせている方向。この辺で転覆した模様。
海岸線は複雑に入り組んでいます。海の事故は昔も今も悲惨ですね。
鹿児島の甑島あたりで遭難して、ここまで流されたようですが、
かなり漂流した様ですね。
上五島には、他にも幕末史跡はありますが、今回はここだけです。
毎年のように上五島に行きますので、ゆっくり回ります。
さて、五島列島といえば「五島うどん」。おいしいですよ。
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