茶貿易で財を築いた女商人大浦慶の墓所。
油商大浦太平次の娘に生まれた慶は、
傾いていた家業を立て直す事を誓い、
日本茶の貿易に乗り出します。
嘉永6年に通詞品川藤十郎の尽力を得て、
独商人テキストルに嬉野茶を託し、
イギリス、… 続きを読む
「海援隊」タグアーカイブ
長崎県長崎市 小曽根乾堂墓所
小曽根乾堂は長崎屈指の豪商で、
坂本龍馬の支援者として知られますが、
他にも詩や書画、月琴や陶芸の他、
篆刻の才に優れていたようです。
小曽根家の代々墓所は晧台寺墓地でしたが、
乾堂の墓は市街より南の大平寺墓地… 続きを読む
長崎県長崎市 大浦慶居宅跡
油屋町に大浦慶の居宅跡の碑があります。
「大浦けい居宅跡」。
老舗の油屋大浦屋の跡地。
慶は当主大浦太平次の娘に生まれますが、
油商は不振で屋台が傾いていました。
慶は新しく茶の輸出を思いつき、
蘭通詞品川藤十郎の協力を得て、… 続きを読む
東京都港区 光林寺
光林寺は東京都港区にある臨済宗の寺院。
丸亀藩4代藩主京極高豊が開基し、
不生禅を説いた禅僧盤珪永琢の開山で、
延宝6年(1678)麻布谷町に創建され、
元禄7年(1694)に現在地に移転しました。
「光林寺」。
本堂は寛政元年(1789年)に再建されたもの。
樹木希林の葬儀も行われたようで、
本人がここでの葬儀を希望したとされます。
裏手には比較的大きな墓地が広がり、
京極家… 続きを読む
長崎県長崎市 晧臺寺/小曽根家墓所
寺町通りの西側の風頭山山麓墓地群は、
急な斜面に所せましと墓が広がっています。
そこには多くの歴史上の人物の墓があって、
これを探すとなると大変。
狙いを定めて何度も行くしかありません。
晧臺寺墓地も境内の後ろ側に広がっており、
前回の楠本家墓所の弊振坂沿いは序の口。
奥の墓へ行くのはなかなか骨が折れます。
坂本龍馬の長崎での支援者小曽根家墓所は、… 続きを読む
長崎県長崎市 本蓮寺
天正19年(1591)に葡国人船長の寄附により、
長崎に日本初のハンセン病病院が建設。
聖ラザロ病院と名付けられ、
聖ジョアン・バウチスタ教会が併設ましたが、
徳川幕府の禁教令によってこれらは破却され、
その跡地に日恵が本蓮寺を創建します。
日恵は加藤清正より拝領した兜をかぶり、… 続きを読む
京都府京都市 天満屋騒動跡
慶応3年11月15日。
坂本龍馬と中岡慎太郎は近江屋で暗殺され、
海援隊の陸奥宗光は仇を討つことを誓い、
紀州藩が暗殺事件の黒幕であると断定し、
※紀州藩はいろは丸事件で遺恨がある。
紀州藩公用人三浦休太郎… 続きを読む