医師」タグアーカイブ

東京都文京区 高林寺/緒方洪庵墓所

高林寺は文京区向丘にある曹洞宗寺院。
慶長元年(1596)に神田に開山しましたが、
慶長9年(1604)に湯島西側辺りに移転。
この時代の境内から沸いた水が良質で、
その水を将軍家に献上した事から、
御茶ノ水の地名となったようです。
後の明暦3年の振袖火事で焼失し、
現在地に再建されました。… 続きを読む

東京都台東区 谷中霊園/佐藤尚中墓所

蘭医佐藤尚中の墓所。
尚中は佐藤泰然の養子となり、
その後継者となった近代医学の中心人物。


従五位佐藤尚中之墓」。
小見川藩藩医山口甫僊の次男に生まれ、
四谷の蘭医安藤文沢に蘭医学を学び、
後に和田塾に入門して… 続きを読む

長崎県長崎市 鳴滝塾跡

フィリップ フランツ フォン シーボルトは、
ドイツ人の医師で植物学者。
オランダの軍医となり東インドに派遣され、
日本研究を希望して出島商館医となると、
そこで優れた技術を認められて、
特別に出島の外での診察を許されます。
また鳴滝続きを読む

長崎県長崎市 皓臺寺/楠本イネ 二宮敬作墓

晧臺寺寺町通りにある曹洞宗のお寺で、
長崎三大寺に指定される大寺院。


皓臺寺」。
訪問時は開創400年記念事業として、
諸堂の再建工事が行われており、
残念ながら見学エリアは限られていました。
長崎最古という仁王門続きを読む

下関市王司 永富獨嘯庵先生顕彰碑

王司上町上町町民館の敷地に、
漢方医永富独嘯庵の顕彰碑があります。


永富獨嘯庵先生顕彰碑」。
富永独嘯庵は享保17年(1732)に、
王司宇部村の庄屋勝原家の三男に生まれます。
幼少時より神童と称されたようで、
清末藩主を言い負かした逸話があるという。
※この逸話の詳細は不明。
12歳で南部町の医者富永友庵の養子となり、
や… 続きを読む

山口県山口市 大村益次郎墓所(再訪)

鋳銭司大村益次郎墓所を訪れたのは6年前。
近くまで来たので久々に行ってみました。

明治2年9月3日。
大村益次郎は京都三条木屋町の旅館で、
長州藩大隊指令静間彦太郎や、
加賀藩藩士安達幸之助らと会食。
夕刻に男が訪ねて来て面会を申し込み、
取り次ぎに萩原秋蔵続きを読む