青山霊園にある三浦家の墓所。


「三浦玄仲夫妻之墓(右)」、
「三浦泰輔 室東喜 墓(左)」。
医師三浦玄仲と妻の友子の墓と、
実業家の三浦泰輔と妻東喜の墓。
三浦家は外交官青木周蔵の実家で、
父の三浦玄仲は長州の地下医でしたが、
翻訳された医学書を用いて、
西洋医学を学んでいたようです。
玄仲夫妻は東京に移住したようで、
明治25年と同34年に死去し、
周蔵と弟泰輔の連名で墓を建立しています。
その弟泰輔は鉄道業に従事しており、
甲武鉄道や京浜電気鉄道等の社長、
川越鉄道取締役、小倉鉄道専務など、
多くの私鉄で経営に従事しました。
兄弟そろって医業は継がなかったようです。

墓所は青山霊園1種イ7号11側。

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