加賀藩2代藩主前田利常は、
隠居城の名目で廃城された小松城を再建。
城が完成して利常が入城すると、
その家臣と家族2000人が小松に移り住み、
小松の人口が一挙に増えました。
「小松宿跡」。
古い家屋が良好に保存されています。
利常は城下と寺院、町人街も整備し、
絹織物などの産業を振興しています。
利常の死去後は家臣らは金沢に戻りますが、
町人達はそのまま残って小松に定住。
北陸街道の宿場町としても栄えました。
■北陸街道の宿場町
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