浦上街道は長崎から時津湊に北上する街道。
日見峠を越える長崎街道が整備されるまで、
この街道がメインルートでした。
日本二十六聖人殉教地である西坂より、
浦上村等を経て時津川に沿って時津湊に至り、
そこから海路で彼杵湊に向かったようで、
時津街道とも呼ばれていたようです。
「長崎浦上街道ここに始まる」碑。
聖フィリッポ西坂教会の脇にあります。
メインルートが日見峠経由となり、
サブルートにはなっていましたが、
この道を使用する旅人も多かったようで、
吉田松陰が平戸から長崎に戻る際も、
この浦上街道を使いました。
■長崎街道の宿場町
■関連記事■
・長崎県長崎市 長崎街道終点
長崎街道の終点で同様の碑が建っています。
・長崎県東彼杵郡 彼杵宿跡
時津湊への定期便がありました。
・長崎県長崎市 山王神社
浦上街道沿いにある神社。