青原は山陰街道沿いにある集落で、
津和野へ向かう徳城峠の手前にあり、
その難所越えの為に旅人が鋭気を養い、
難所を越えた人々の疲れを癒す為、
宿場として栄えていたとされます。
津和野町青原周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが青原宿跡。
「青原宿跡」。
小規模ながら風情ある街並みで、
宿場の面影が残されています。
毎年秋の青原八幡宮の例大祭では、
大名行列を出迎える儀式が再現され、
伝統行事となっています。
街道より東側の山手へ。
「青原代官所跡」。
現在は何もない空地ですが、
津和野藩の代官所が置かれていた場所。
青原は宿場町でもありましたが、
高津川の舟運の結節点でもあり、
藩にとって重要な場所だったようです。
■山陰街道の宿場町
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