幕末という2文字に釣られて買いました。
タイトルからしてどんな内容かは想像つきます。
こういう軽いのは楽に読めます。
簡単に説明すると落語です。
しかも古典でほぼノーアレンジ・・・。
でも楽しく読みました。
冒頭の3編までは幕末とは関係のないお話・・。
4編から幕末の事件が絡んできます。
井伊直弼の大老就任や、和宮の降嫁。
高杉晋作の暗殺(!!)や、大政奉還・・。
それらの事件に、落語でよく登場する熊や八が絡んできます。
しかも、かなりのバカバカしさで。
このバカバカしさが、テンポのいい落語のように
書かれています。
なんだか落語が聞きたくなりました。
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