[SHOGUN 将軍]がエミー賞総なめとのこと。
大変喜ばしい事ですね。
これで日本の時代劇が盛り上がると、
非常に良いとは思います。
[SHOGUN 将軍]は真田広之が本物にこだわり、
これが海外で受けた訳ですが、
そもそも原作がフィクションですので、
次は史実に近いの作品で勝負出来れば、
もっともっと良いかと。
個人的には幕末モノを創って欲しいのですが、
なかなか難しいのではないかと思います。
戦国時代を経て江戸時代があって、
その江戸時代の中で良いところも、
悪いところもあると理解したうえで、
幕末というものを観てもらわないと、
[ラストサムライ]のようになってしまう。
いえ[ラストサムライ]も悪くはありませんが、
あれが幕末の全てではありませんし、
日本人の全てではない訳です。
[SHOGUN 将軍]の続編が制作されるとのこと。
たぶん大坂の陣が描かれると思われますが、
これらがそのまま大ヒットして、
出来れば島原の乱や鎖国について描き、
更に江戸時代について触れて欲しいところ。
そのうえで江戸時代の人情モノなんてのが、
別作品で出てくれば良いですね。
もちろんハリウッドでここまでは無理。
キャストの殆どが日本人ですので、
現地の雇用とのからみもあります。
やはり日本で良い作品が作られるのが、
一番健全な方法ではないでしょうか?
頑張ってほしいものです。
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