美保神社は美保関にある神社。
事代主神と三穂津姫命の二柱を祀り、
全国事代主社(えびす様)の総本社とされています。
創建時期は不明ですが8世紀には記載が見られ、
出雲大社とあわせて参詣されたようで、
えびす神として商売繁盛や大漁の御利益を得に、
多くの参詣客が訪れていたという。
※えびす神は蛭子命の他に、
事代主神もえびす神と称されます。
「一ノ鳥居」。
美保関港の奥に位置する美保神社の入口。
奥には二ノ鳥居も見えます。
美保関を訪れた人々が必ず参拝し、
商売繁盛や大漁を祈った事でしょう。
「廻船御用水(おかげ井戸)」。
一ノ鳥居と二ノ鳥居の間にある井戸。
長い旱魃が続いてどの井戸も干上がり、
美保関の民の暮らしが困窮していた為、
時の宮司が美保大明神に雨乞いすると、
お告げがあってこの場所を掘ったところ、
こんこんと水が湧き出て来たという。
人々は難を逃れた事をありがたがり、
この井戸「おかげ井戸」と呼びました。
その後は廻船の用水にも利用され、
船頭や船主が浄財を寄進したようです。
二ノ鳥居を過ぎると参道は左に折れ、
その向こうに神門が現れます。
「神門」。
切妻造八脚門の神門。
左右に廻廊を配されており、
巨大な連注縄が掛かっています。
「拝殿」。
切妻造妻入杮葺の巨大な拝殿。
正面の下屋中央に切妻の破風があります。
大正13年に再建されたもの。
「本殿」。
本殿は美保造と呼ばれる二殿連棟の形式。
右に三穂津姫命、左に事代主神を祀ります。
現在の本殿は文化10年(1813)の再建で、
国指定重要文化財となっています。
●著名な神社、神宮
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