横浜に4日間出張に行ってました。
普通なら史跡などを廻りたいところですが、
今回は展示会の説明員として行ってたもので、
足がパンパンで行く気にならず、
終わってからはホテルにずっと居ました。
で、何をしたかと言いますと、
ずっと大河の「花神」をネットで見てました。
最近はPC持って行くと何でも見れますね。
「花神」は1977年の大河ドラマ。
タイトルは「花神」ですが、
『世に棲む日日』、『十一番目の志士』、
『峠』などの要素を盛り込んだ、
司馬遼太郎作品の盛り合わせといった大河です。
主人公は長州藩の大村益次郎ですが、
前半は吉田松陰、中盤は高杉晋作が主役で、
実在しない人斬りの天童晋助が、
別ルートで駆け回ってるといった感じ。
昔の作品だから当たり前ですが、
ものすごい出演陣です。
大御所オンパレードですね。
男性陣ももちろんですが、女性陣がすごい。
大村の妻琴役の加賀まりこVS
楠本イネ役の浅丘ルリ子。
晋作の妻雅役の岡江久美子VS
妾おうの役の秋吉久美子。
天堂晋助の恋人役は大竹しのぶが演じています。
みんな若いですね。
晋作役の中村雅俊がとってもかっこいい。
外見は丸顔で全く高杉晋作ではありません。
しかし奔放で無茶ぶりの演技は晋作そのもの。
五卿を前に一人で酒盛りするシーンは印象的。
ちなみに「花燃ゆ」の語りである池田秀一は、
寺島忠三郎役として出演しております。
この「花神」という大河ドラマ。
はっきり言って名作です。
何がどうとは言えませんがとにかく見て下さい。
脚本は大野靖子さんという女性。
来年の「花燃ゆ」も女性が脚本ですね。
見比べるのも面白いかなと思います。
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会津藩士と薩摩藩士の2人が主人公。
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大村神社には花神の碑があります。
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「そうせい」の台詞の重さ。