徳川幕府の本拠関八州の直轄領の行政は、
関東郡代によって治められていましたが、
江戸後期に関東郡代は廃止され、
関八州見廻役や関東取締出役が置かれます。
しかし幕末の不穏な動きに対応できず、
天狗党の乱で関東地方が乱れた為、
同年に再び関東郡代が設置されています。
後に郡代に代わり関東在方掛が設置され、
上野国群馬郡に… 続きを読む
「幕府」タグアーカイブ
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熊本県天草郡 天草代官所跡②
熊本県天草郡 天草代官所跡①
岐阜県羽島郡 美濃郡代笠松陣屋跡
美濃国は京都にも近い重要な地域で、
織田信長も天下統一の拠点としています。
この重要地に有力大名が出現させない為、
幕府は10万石以下の小藩のみを置き、
美濃国の3割を幕府直轄地としました。… 続きを読む
福島県伊達郡 桑折代官所陣屋跡
桑折には幕府天領として代官所が置かれ、
管轄地の司法、行政が行われた他に、
半田銀山の経営が行われていました。
桑折は米沢藩領や会津藩領であったり、
桑折藩が立藩したりと、
その領地支配が入れ替わっていましたが、
半田銀山に有望な鉱脈が発見された為、… 続きを読む
新潟県阿賀野市 水原代官所陣屋跡
水原は江戸初期まで新発田藩領でしたが、
延享3年(1746)に幕府の天領となり、
水原代官所が置かれました。
幕府は米の安定確保できる地域や、
交通の要所を天領としており、
水原はその両方を備えていたようです。
「水原代官所表門」、
「水原城館 水原代官所跡… 続きを読む
神奈川県横浜市 神奈川奉行所跡
安政5年。
日米修好通商条約が日本と米国の間で締結。
同年、英・仏・露・蘭とも条約が交わされ、
そして安政6年6月2日に横浜港が開港。
それに伴って神奈川奉行が新設されて、
神奈川奉行所が設置されます。
外国奉行の酒井忠行、水野忠徳、
村垣範正、… 続きを読む