高杉晋作が功山寺で挙兵した際には、
雪が降っていたとされます。
当時の天候がどうだったかわかりませんが、
現在の下関で雪が積もるのは相当なレア。
今回の大寒波は10年に1度の激レアです。
これは功山寺に行くしかない!!
・・・って、
僕は相当タイミングの悪い人間で、
大雪の日は福岡に出張中だったのです。
とはいえ激レアを逃すわけにもいかず、
次の日の仕事を完璧にこなし、
昼までに終わらせて下関へGO!
・・・が、高速道路全線通行止め!?
福岡から下関まで高速で1時間足らず。
通常なら一般道はその倍かかりますが、
高速道路が使えない為に、
一般道も大渋滞で更に時間が掛かりました。
なんとか帰り着いて出張の後処理をすませ、
早退して功山寺へ向かいます。
雪無くなってないかな・・・。
「総門」。
なんとなく雪が残っていました。
「山門」。
新しくなってから始めての雪化粧ですね。
なんか外国の観光客がたくさんいました。
激レアに当たって幸運ですよ貴殿達。
山門の裏側。
昨日来たかったなぁ・・・・。
「仏殿」。
国宝は綺麗に雪化粧されていました。
「本堂」。
元治元年12月15日夜。
雪の功山寺で待つ晋作の許に集まったのは、
遊撃隊等の総勢80人余り。
晋作は五卿を訪ねて酒と魚を所望し、
五卿らは訳が解らぬままそれを与えます。
晋作はそれを平らげると別れを告げ、
玄関まで送りに出た五卿を振り返り、
「これより長州男児の肝っ玉を
お見せ申す!」
と叫びました。
紺糸縅の具足に桃形の兜を背にかけ、
待っていた同志らに号令を掛け、
新地会所に向いました。
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