浅水宿は奥州街道の100番目の宿場町で、
元々は浅水城の城下町であったとされ、
継所が設置されていたようですが、
間宿の為に本陣や脇本陣は置かれず、
大名が宿泊する事はありませんでした。
五戸町浅水周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。
三戸から未舗装の道を高山を越えて北上し、
浅水川を渡ると浅水宿となります。
「南側虎口」。
浅水宿は南北共に入口は虎口となっており、
城下町の名残となっています。
「浅水宿跡」。
商人宿2軒、往来宿1軒と小さな宿場で、
街道は緩やかな坂となっており、
宿場坂と命名されていました。
「明治天皇御休憩所跡」。
詳しくはわかりませんが東北巡幸の際、
ここで明治天皇が休憩したようです。
「北側虎口」。
ここからまた未舗装の山道に入ります。
■奥州街道の宿場町
■関連記事■
・岩手県盛岡市 盛岡城跡
浅水宿は盛岡藩領。
・青森県十和田市 伝法寺宿跡
奥州街道の102番目の宿場町。
・青森県三戸郡 五戸宿跡
奥州街道の101番目の宿場町。