つづき。
①/②/③/④/⑤/⑥/⑦/⑧/⑨/⑩
※東帆禄、試撃行日譜に続き、
この初番手行日誌でも力尽きたか?
あれ程詳しく書かれた日記は、
寂しいものとなっています。
文久元年7月24日。
晴。早朝に①舞阪を出発。
この日は炎天下で厳しい暑さ。
輿に乗って一里程行く、
日暮れに②掛川に至り投宿。
宿は朝羽屋。
※この日の炎天下が原因でしょうか?
以下は行程だけとなっています。
文久元年7月25日。
掛川を出て③鞠子で泊る。
文久元年7月26日。
鞠子を出て④吉原で泊る。
文久元年7月27日。
吉原を出て⑤箱根湯本村に泊る。
終夜入浴し足の疲れを癒した。
江戸迄の行程(舞阪~湯本)。
文久元年7月28日。
湯本を出て⑥藤澤に宿泊。
疲労が甚だしい。
※何日か温泉に浸からないと、
疲労はとれないでしょうね。
文久元年7月29日。
藤澤を出て⑦品川に至る。
東京都品川区 品川宿跡
文久元年7月晦日。⑧江戸着。
委曲不記(詳しくは書かない)。
江戸迄の行程(湯本~江戸)。
※一応旅の行程は以上ですが、
日記はまだ続きます。
文久元年8月朔日。
この日は見習を仰せつけられる。
※初心者は見習いとして働くようです。
但しその様子は下記のように不明。
文久元年8月2日。
昨日と同じ。
3日。
4日。
5日。
6日。
7日。
見習は今日までなり。
※1週間の見習研修期間?
厳しい研修だったのでしょう。
つづく。
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初番手行日誌③
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