初番手行日誌④

つづき。
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※ハードワークで記載は殆ど無しですが、
 日付だけは欠かしていません。


八日。何も書く事は無い。当番。
九日。同断(昨日と同じ)
十日。同断。同断。
十一日。同斷。
十二日。同断。同断。
十三日。同断。
十四日。同断。同断。
※同断と2度書いているのは、
 当番の日と思われます

 
十五日。初めて下馬まで行った。
江戸城大手三之門前と思われます。
十六日。何も書く事は無い。当番。

十七日。この頃大議論が起こっている。
    非番。自分の考えは胸中に。
※大議論とは航海遠略策についてか?
 晋作はまた考えを胸中に留めています。


十八日。何も書く事は無い。当番。
十九日。大議論は停滞中。

廿日。予の誕生日なり。少し祝う。当番。
※お誕生日!おめでとう~!

廿一日。
廿二日。当番。
廿三日。この間桂氏と謀事を話す。
故に非番ごとに彼の所に行く。
※桂氏は桂小五郎の事。
 長井雅楽の失脚を謀っているのでしょう。
 21日も行ったのではないでしょうか?


廿四日。当番。
廿五日。
廿六日。
廿七日。この際日常の事は書かない事とする。
※いやいや、今までも書いてないけど・・。
 書いてないのが気になってたのでしょう。
 書かないと宣言して心を楽にしたのか?

廿八日。
廿九日。


つづく。
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