馬越麓は菱刈家が治めていた地で、
馬越城の城下町であった場所。
永禄10年(1567)に島津家により攻略され、
永禄12年(1569)に島津家の領地となります。
江戸時代は薩摩藩の直轄地となり、
馬越御仮屋が置かれて麓(郷、外城)が形成され、
中央より地頭が派遣されました。
「馬越御仮屋跡(菱刈小学校)」。
馬越御仮屋跡は現在の菱刈小学校の敷地。
馬越城の南麓に建てられています。
麓の規模としては小さなものだったようで、
維新後の明治2年には湯之尾麓と合併され、
菱刈麓となったとのこと
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交通の要所伊集院麓の地頭御仮屋跡。