福岡県久留米市 千榮寺/真木施臣墓所

千榮寺は寺町にある曹洞宗寺院。
慶長15年(1610)に縦寅雲逸禅師が開山し、
寺町成立以前より同地にあったという。


本堂」。
一見すると教会のような本堂は、
ブリヂストン創業者石橋正二郎の寄進により、
菊竹清訓の設計で昭和34年に再建。
千榮寺は石橋家の菩提寺でもあります。


石橋家墓所」。
久留米はブリヂストンの創業地。
足袋メーカーが初の国産タイヤを作り、
やがて世界的タイヤメーカーに発展しました。
このブログの範囲外なので詳しくは割愛。

この千榮寺の墓地に、
眞木和泉保臣の両親の墓があります。

施臣天神」。
水天宮祠官眞木左門施臣夫妻の墓。
眞木家は水天宮宮司の家系で、
平知盛の孫平右忠が初代宮司となって以降、
代々その宮司を務めており、
施臣が21代宮司となっていました。
眞木姓は16代忠左衛門重臣の頃から名乗り、
以後は17代与平次、18代忠左衛門是臣
19代右門三臣、20代右門重臣と続き、
21代左門施臣に至っとのこと。
施臣は文政6年(1823)に34歳で急死しており、
保臣は僅か11歳で水天宮宮司となります。
水天宮宮司の墓が何故ここにあるのか?
これについてはよくわかりません。

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 真木和泉の招魂墓があります。

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