壱岐にある住吉神社は三韓征伐の後、
神功皇后が住吉三神を祀った事に始まります。
初めは郷ノ浦にあったようですが、
後に現在地に遷座しました。
[日本初の住吉神社]であるとされており、
「延喜式神名帳」では名神大社に列し、
壱岐国一宮ではないかという説もあります。
※壱岐国一宮は天手長男神社や、
興神社が有力とされています。
「鳥居」。
明治4年に国弊中社に列格しており、
壱岐で唯一の官社となっています。
大坂の住吉大社、博多や下関の住吉神社は、
「三大住吉」として知られていますが、
この壱岐の住吉神社を含めて、
「四大住吉」とも称されるとのこと。
「住吉神社のクスノキ」。
境内にある巨大なクスノキ。
他にも境内には夫婦クスノキもあります。
「拝殿」。
主祭神は底筒男命、中筒男命、表筒男命で、
この三柱を「住吉大神」として祀っています。
この拝殿で行われる「壱岐大大神楽奉納」は、
国指定重要無形民俗文化財に指定され、
壱岐で最も厳粛で丁重なものとのこと。
●著名な神社、神宮
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