渡川は山陰街道の半宿。
周防大内家により渡川城が築城され、
文明2年(1470)の大内道頓の乱の際には、
陶弘護が挙兵した道頓勢を撃退しています。
阿武川北側の田園地帯にあったようで、
街道は田園を横切って南下しており、
文字通り阿武川を[渡川]しています。
JR渡川駅周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが渡川宿跡。
「渡川宿跡」。
県道311号線(篠目徳佐下線)沿いですが、
家屋は少なく過疎化が進んでいる模様。
往時も栄えていた雰囲気はありませんが、
のどかな雰囲気が心地よい場所でした。
■山陰街道の宿場町
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