記事 桂小五郎③

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つづき。

10月8日
風が強い。昼9ツ時、市中で火事があった。
我らは天満天神に行き、天満橋を渡り、
道頓堀で芝居を観た後に常安橋の船に帰る。
大阪府大阪市 道頓堀五座跡
その夜また常安辺りを徘徊。
15~16銭を使ったが大雨となって帰った。
この日は五道の湯まで至った。
※五道の湯というのが不明。
 銭湯だとは思いますが・・。


10月9日
この早朝に湯から帰る。
昼に中島金比羅に行った。
相撲を見て帰りまた湯に入る。
夜に金比羅に行って新堀に至り、
常安橋辺りを徘徊して帰って寝る。
※中島の金比羅とは、
 丸亀藩蔵屋敷内にあった神社で、
 現在は露天神社境内に移鎮。


10月10日
早朝に湯に入り、昼にまた湯に入る。
夕飯して中島金比羅に行って帰る。
また常安橋に出て手津間を見る。
今日は新太郎が到着したので、
その宿に行った。
※結構風呂好きな桂。
 後に乞食に扮していますが、
 ストレスは無かったのかな?
 手津間は手品の事。


10月11日
この朝妙法寺まで行ってを見る。
我らは天王寺からに至った。
大阪府大阪市 四天王寺
浪速屋イツミ屋の松を見て住吉社に参拝。
燈籠は全くなく門前に店が並んでいた。
また明国寺に至り蘇鉄を見る。
晩になって宿に帰る。
※この妙法寺は谷9のお寺で、
 当時は立派な松があったようです。
 他にも松を見に行っていますが、
 松が好きだったのでしょうか?

 明国寺の蘇鉄は現存してます。

10月12日
この日の朝、御城代に至る。
始めて竹剣を試す。司師は山岡九之介
昼に至って七ツ時に宿に帰る。
その夜は近くの市を徘徊。
※御城代は大坂城の事か?

10月13日
この日は天満一圓家に至り、
茗師俊之介に竹剣で試合。
昼七ツ時に宿に帰る。
その後に新太郎と別れて淀舟に乗る。
伏見に至り夜巳五更に、
舟を降りて茶店に宿す。
京都府京都市 中書島湊
※天満の一圓家は道場だと思われますが、
 調べてもよくわかりませんでした。


※今回は大坂滞在なので行程地図は無し。

つづく。
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