記事 桂小五郎②

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つづき。

10月4日日旭
島に向けて帆を出す。その日は快晴。
夕七ツ時に①宮島に至った。
直ぐに宮島社に参拝。
広島県廿日市市 厳島神社
我々を引き入れる人がいて、
島の古事を語って聞かせている。
一旦船に帰り茶店に入った。
少し小雨が降って我々は酒を飲む。
茶店の軒辺にが多く来て、泊
楼下や市浜には鹿が犬のように居た。
日が暮れかけて我々は茶店を出る。
山頂には千畳舗が有り、
帰路これに登りまた船に帰る。
この夜五ツ時に齋藤氏の船が来て、
一言交わして出発。
音門瀬戸まで船で行って宿泊。
※宮島へ参拝。
 賑わいの様子が感じられます。
 齋藤氏は齋藤新太郎の事で、
 齋藤らの一行と桂ら一行は、
 同行している訳ではない模様。


10月5日
雲は全く無い。五ツ時に瀬戸を発つ。
5~6里行って西風が起きて、
船は矢の如く進んだ。
12~13里進んで昼七ツ過に、
三原之城を見る。
この時は雨が少し止んで風も止まった。
この夜は隠之島を経て③三原に泊まる。
夜四ツ時にまた風が起き船が動いた。
※隠之島は因島の事。


10/4~10/5の行程

10月6日
西風が颯々と吹き船は矢の如し。
この朝五ツ前に①に至った。
広島県福山市 鞆の浦
また進んで夜になって②牛窓に至る。
赤穂を経て夜四ツ時に④に至り、
兵庫県たつの市 室津①
舞子浜に至る頃には、
東の空の向こうが白くなった。


10/6の行程

10月7日
この日も船は矢の如し、
舞子浜より①和田御崎兵庫
九ツ時に②浪速に着いた。
その夜は常安橋まで行き、
また新堀まで徘徊して帰った。


10/7の行程

つづく。
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