記事 桂小五郎④

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つづく。

10月14日
早朝に勢州越州の士10余人が、
京都に入った。
四ツ半過ぎて祇園に昼に至り、
鴨川を遊行して共に宿に帰る。
※勢州越州の士は齋藤新太郎の門下?

15日
この朝逸見氏本願寺門跡に向かい、
演武場にて試合を行う。
昼過ぎに帰って夕飯を食べ、
夜に近くの町で遊行。

16日
朝四ツ時に①京都を発して5里余り行き、
山科の間にある良雄の閑亭を過ぎる。
これは山科より1里南に在り。
午後に③大津に至る。
滋賀県大津市 大津宿跡
三井寺を参拝。
滋賀県大津市 三井寺(園城寺)①
近江の風景や霊鐘石山寺を見る。
膳所の市に至って宿を取る。
師に問うて故あり稽古之無し。
良雄の閑亭は赤穂浪士大石内蔵助の宅跡。
 膳所では稽古を断られたようです。


17日同九里余
五更に膳所を発し⑤草津、⑥石部を過ぎて、
水口宿で宿を取る。
滋賀県甲賀市 水口宿跡①
師に問うて故あり稽古之無し。
※水口でも稽古を断られています。


10/16-10/17の行程

18日
朝五ツ時①水口を発し伊賀道に向かう。
山道を過て家々の景色が非常に良い。
茅葺屋根が只静かに佇んでいる。
川江之宿に至ると少し瓦屋根があった。
晩に②伊賀上野の城下に到着。
三重県伊賀市 伊賀上野城


10/18の行程

19日
何もない。午後に上野の講武場に至り、
竹剣で試合をする。藩士らは80~90人いた。
稽古が終わって宿に帰った。
日は西の山に向かっている。

20日
朝また武場に至り前日と同様。
未刻に宿に帰る。風邪をひいて少しだるい。
夕方より寝た。

21日
この日はまた午時に部場に至って撃剣。
日暮れに宿に帰る。
帰った後に明日の荷造りをして、
夜初更に入交、出口の両士が来て、
選別に金一封を持って来て帰った。
※稽古してもらって選別まで貰いました。

つづく。
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