安芸毛利家13代当主毛利隆元は、
毛利元就の隠居に伴い家督を相続しますが、
元就より先に病死してしまい、
その子毛利輝元が跡を継ぎました。
「毛利隆元墓所」。
隆元の墓所は元就の墓所とは少し離れ、
常栄寺跡に建てられました。
※というより隆元の墓のある地に、
常栄寺が建立されたようです。
この常栄寺は防長移封… 続きを読む
「[中国地方(山口県除く)]」カテゴリーアーカイブ
広島県安芸高田市 毛利元就墓所
中国地方の覇者毛利元就は元亀2年(1571)、
吉田郡山城のお里屋敷で危篤に陥り、
6月14日の巳の刻に死去しました。
遺骸は大通院に移されて葬儀が行われ、
初七日の法会の後に火葬。
遺骨は大通院境内に埋葬されました。
「毛利元就公火葬場伝承地」。
吉田郡山城西麗にある火葬場跡。… 続きを読む
広島県安芸高田市 宍戸隆家墓所
宍戸隆家は安芸宍戸家13代当主で、
毛利元就の娘五龍局を娶り、
毛利家一門となった人物でした。
「宍戸隆家墓所」。
隆家の菩提寺天叟寺の跡で、
墓所への道は案内板も設置されていますが、
矢印通りに行くと柵で行けません。… 続きを読む
広島県安芸高田市 理窓院/宍戸元源墓所
理窓院は甲田町にある真言宗寺院。
宍戸元源が建立した宍戸家の菩提寺で、
元源の墓所となっています。
「本堂」。
理窓院は安芸高田市唯一の真言宗寺院。
元々は禅宗であったとされており、
寛永4年(1627)に真言宗に改宗したという。
本堂は国指定重要文化財… 続きを読む
広島県安芸高田市 宍戸元家墓所
安芸高田市はかつての毛利家本領。
毛利家家臣団の先祖の墓所が多くあり、
今回はそれらを巡ってみようと思います。
長州藩筆頭家老安芸宍戸家は、
鎌倉殿の13人のひとり八田知家の四男で、
所領から宍戸姓を名乗った宍戸家政から、… 続きを読む
広島県山県郡 八王子よみがえりの水
後柏原天皇の時代(1500-1526)に、
二王三郎という鍛冶が移住し、
ここで家業を営んでいたとされ、
三郎は八王子権現を信仰いた為に、
分霊を勧請して朝夕参拝していました。
するといつの頃か泉が湧き出すようになり、
この泉の水で焼刃を作ると、
非常に良い太刀が出来るようになり、
世に名高い名工になったという。
更にその泉に浸かると病気が治り、
非常に重宝していたようです。
やがて月日が流れて泉は枯れますが、
寛政8年(1796)に村の老人市郎兵衛… 続きを読む
広島県山県郡 吉川元春館跡及び墓所
吉川元春は毛利元就の次男で、
生涯76無敗の戦績を残しており、
戦国最強武将のひとりに挙げられます。
安芸の名門吉川家を相続し、
弟の小早川隆景と共に毛利家を支え、
毛利両川の一角として山陰地方を担当。
その子孫は… 続きを読む