鳥羽城は鳥羽湾に突出する樋の山に築城され、
九鬼水軍の本拠地となっていました。
典型的な海城とされており、
面白いのが海側が大手となっており、
陸側が搦手となっているところ。
普通は陸側が大手になるはずですが、
水軍の城だけに海側がメインとなっています。
「… 続きを読む
「三重県」カテゴリーアーカイブ
コメントを残す
三重県鳥羽市 常安寺
常安寺は鳥羽藩初代藩主家の九鬼家、
最後の藩主家稲垣家の墓所。
はじめ大福寺という真言宗の寺でしたが、
九鬼嘉隆によって曹洞宗に改められました。
しかし嘉隆は関ケ原の戦い… 続きを読む
三重県津市 玉琁寺/久居藩藤堂家墓所
タイトルに玉琁寺と書きましたが、
琁という字は正確にはさんずい(氵)で、
おうへん(⺩)ではないのですが、
PCでは漢字変換が出来ませんので、
文中は玉琁寺に統一させて頂きます。
久居藩の歴代墓所は寒松院にありますが、
2代及び3代のみ玉琁寺に墓があります。
「山門」。… 続きを読む
三重県津市 寒松院/久居藩藤堂家墓所
寒松院には久居藩藤堂家の墓所もあります。
「勝光院殿松月龍吟大居士」。
初代藩主藤堂高通の墓。
津藩2代藩主藤堂高次の次男に生まれ、
3代藩主で兄の高久より5万石を分与され、
久居藩を立藩しました。
この久居藩は無着改易に備える為の藩で、
基本的に津藩の慣習を踏襲しており、… 続きを読む
三重県津市 寒松院/津藩藤堂家墓所②
三重県津市 寒松院/津藩藤堂家墓所①
三重県津市 久居陣屋跡
久居藩は津藩の支藩。
津藩2代藩主藤堂高次の隠居の際、
長男藤堂高久に家督を継ぎますが、
次男藤堂高通にも5万石が分与されます。
久居藩は5万石規模の藩ながら、
領内の凶作や江戸藩邸の焼失が相次ぎ、
その財政は永続して破綻状態。
12代藤堂高兌は義倉積米制度… 続きを読む