松江藩は藩領最西端の田儀湊の防御の為、
港の西側にある田儀川の河口と、
東側の手引ヶ浦の高台に台場を建設。
大砲を3門ずつ配備していたようです。
「手引ヶ浦台場公園」。
幕末期の松江藩は相次ぐ外国船の出没に備え、… 続きを読む
「【史跡訪問】」カテゴリーアーカイブ
島根県出雲市 出雲文化伝承館
出雲文化伝承館は平成3年に開館した施設。
出雲の大地主坂田江角家の建物が移築され、
松江藩7代松平治郷の茶室が復元されており、
行くべき価値のある施設だと思います。
「出雲文化伝承館」。
出雲文化伝承館に移築された江角家の建物は、
出雲市斐川町坂田にあった江角家の屋敷のもの。
この江角家は灘分の… 続きを読む
島根県出雲市 浜山湧水群
約250年前の宝暦年間(1751-1764)に、
出雲国高浜村の年寄井上恵助が私財を投じ、
15年の歳月を掛けて白砂の砂丘に松を植林。
その結果として周辺の水持ちが良くなり、
大干魃にも水が枯れなくなったという。
「浜山湧水群水汲場」。
八岐大蛇モチーフの蛇口より、
水質の良い湧水が吹き出しています。… 続きを読む
島根県益田市 高津柿本神社
高津柿本神社は益田市高津町にあり、
歌聖として知られる柿本人麿を祀る神社。
正式な名称は柿本神社ですが、
4㎞の離れた戸田町に戸田柿本神社があり、
各地にも柿本神社が多くあることから、
通称として高津柿本神社と呼ばれています。
全国の柿本神社の総本社とされており、
地元では「人麿さん」も呼ばれて親しまれ、… 続きを読む
大分県大分市 野津原宿跡
野津原宿は豊後(肥後)街道の宿場町で、
加藤清正が設けた5ヶ所の宿場町のひとつ。
大分市野津原周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが野津原宿跡。
国道442号線を一ノ瀬橋を渡った辺りから、
北へ向かい西側から散策。
「新町」。
比較的新しく発展した新町。
町屋が軒を連ねていたようですが、… 続きを読む
大分県大分市 今市宿跡
今市宿は豊後(肥後)街道の宿場町で、
岡藩領の属していました。
道筋には藩政時代の石畳が残されており、
貴重な交通遺跡となっています。
大分市今市周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが今市宿跡。
現地案内版より。
何屋があったのか記載されています。
今市宿は中央に桝形のあるタイプ。
南側より散策。
「下町… 続きを読む
大分県竹田市 竹田湧水群
竹田湧水群は大野川水系の緒方川上流や、
玉来川の流域に点在する湧水群。
阿蘇山系からの伏流水を水源として、
地下水が火岩の亀裂を伝わって湧き出し、
古来より各地域で飲料水に使われました。
特に入田地区の湧水群は、
その豊富な湧水が色々な方法で利用され、
各地区の簡易水道に利用されています。
「… 続きを読む