浜田藩」タグアーカイブ

島根県浜田市 外ノ浦

松原湾の奥部にある外ノ浦は、
北前船西廻航路の寄港地として栄え、
風待ちや交易の為に多くの船が入港し、
多くの廻船問屋が軒を連ねていたという。


外ノ浦」。
現在はのどかな漁村といった感じですが、
良港であったのはよくわかります。
この静かな港に多くの船が行き来し、
浜田藩の経済を支えていたのでしょう。… 続きを読む

島根県浜田市 妙智寺/松平武揚墓所

浜田藩越智松平家の藩主の中で、
唯一領内で死去した2代藩主松平武揚
彼の墓所が妙智寺にあります。


本堂」。
妙智寺は殿町にある日蓮宗の寺院。
詳しい由緒はわかりませんが、
初代藩主松平斉厚により、
藩主家の菩提寺に定められました。

越智松平家の江戸菩提寺は日暮里の… 続きを読む

島根県浜田市 松平周防守家墓所

浜田藩の幕末期の藩主家は、
越智松平家が務めましたが、
その前は松井松平家であった為、
松平家が続いて非常に紛らわしい。
今回訪問した松平周防守家墓所は、
松井松平家(周防守家)のもので、
幕末期は川越藩の藩主となった家。
松井松平家は浜田藩の藩主を178年間務め、
深く浜田に関わっていた藩主家でしたが、
竹島事件により棚倉藩続きを読む

島根県益田市 萬福寺(再訪)

萬福寺平安時代の創建とされており、
安福寺と称した天台宗の寺院でしたが、
鎌倉時代に廃れていたものを、
遊行上人4世呑海が再興して道場としました。
その後に領主益田兼見が現在地に移築し、
萬福寺と改称しています。
※墓地には兼見の墓もあります。


「… 続きを読む

島根県益田市 机崎神社

机崎神社奈良時代創建の古い神社で、
五穀豊穣にご利益があると、
地元民や時の領主に信仰されました。

元々は対岸の稲積山にあった稲積神社が、
南北朝時代に現在の場所に遷座されて、
机崎神社と呼ばれるようになったようです。

扇原関門(記事はこちら)を突破した長州勢続きを読む

島根県益田市 萬福寺/剣豪永井金三郎の墓

永井金三郎浜田藩の剣豪として知られ、
長州藩にも出張していたとされますが、
残念なことに調べても流派が判りません。
永井は益田戦争で戦死しており、
墓所は萬福寺の墓地にあります。


永井金三郎碑」。
石州戦争の[益田の戦い続きを読む

岡山県津山市 鶴田陣屋跡

禁門の変を起こした長州藩を征伐する為、
幕府が諸藩に命じて始めた長州征伐
長州征討とも呼ばれていますが、
幕府側からみて長州を討つという意味で、
長州側では四境戦争とされています。

とはいえ幕府と長州藩の戦争ですので、
幕長戦争が正しいかな?
第一次長州征伐は幕府側の動きなので、
そのまま第一次長州征伐と呼びますが、
第二次長州征伐続きを読む