牛津宿は長崎街道の13番目の宿場。
米や物資が牛津川の水運で集められ、
水運業者、荷受問屋、卸問屋等が軒を連ね、
西の浪花と称された程栄えていたという。
小城市牛津周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが牛津宿跡。
西側より散策。
「野田家跡… 続きを読む
「長崎街道」タグアーカイブ
長崎県西彼杵郡 時津湊
浦上街道の終点である時津湊は大村藩領で、
同藩の港である彼杵湊と連絡しており、
多くの物産品や人が運ばれました。
時津港周辺。緑の線が街道筋で、
小さな赤丸は茶屋跡と、
日本二十六聖人上陸の地。
「時津湊」。
埋立てで当時とは海岸線も変化。… 続きを読む
長崎県西彼杵郡 時津御茶屋跡
浦上街道の終点である時津湊は大村藩領で、
同藩の港である彼杵湊と連絡しており、
多くの物産品や人が運ばれました。
「茶屋(本陣)跡」。
大村藩の設置した御茶屋跡。
当時の面影のまま現存しています。
当初は現在の中央市場辺りに置かれ、… 続きを読む
長崎県長崎市 浦上街道起点
浦上街道は長崎から時津湊に北上する街道。
日見峠を越える長崎街道が整備されるまで、
この街道がメインルートでした。
日本二十六聖人殉教地である西坂より、
浦上村等を経て時津川に沿って時津湊… 続きを読む
佐賀県三養基郡 中原宿跡
中原宿は長崎街道の9番目の宿場町。
御親類であった白石鍋島家の所領で、
始めは間宿だったようですが、
江戸時代後期には本宿となっています。
みやき町簑原周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが中原宿跡。
西側から散策。
「西木戸口跡」。… 続きを読む
福岡県筑紫野市 原田宿跡
原田宿は長崎街道の6番目の宿場町。
長崎側に三国坂と呼ばれる険しい峠があり、
これを越える為の腹ごしらえとして、
はらふと餅が名物となっていました。
筑紫野市原田周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが原田宿跡。
南側から散策。
「原田宿跡」。
現在は家屋は更新され古い家は殆ど無し。
とはいえ元宿場の雰囲気を出そうとしてか、
微妙に道を蛇行… 続きを読む
福岡県鞍手郡 小休所跡
正徳3年(1713) 閏5月10日夜。
薩摩藩士内田忠左衛門と海江田次郎兵衛が、
藩の公用荷物を馬2頭に積み、
鹿児島から不眠不休で運んでいました。
夜四ッ時(午後10時頃)に小竹に至り、
小休して更に進んで竹藪の道となると、
暗がりで盗賊5人に襲われます。
盗賊は不意を衝いて内田の刀… 続きを読む