イギリス」タグアーカイブ

長崎県平戸市 三浦按針墓所

真田博之主演のドラマ[SHOGUN 将軍]が、
世界で高評価を受けているらしい。
ジェームズ・クラベル原作のこの作品は、
徳川家康細川ガラシャをモデルとして、
関ヶ原前夜の政治的駆け引きを描いたもの。
その中に登場する英人ブラックソーンは、
ウィリアム・アダムス続きを読む

長崎県平戸市 平戸湊①

①/

平戸湊は中世より栄えた港で、
平戸藩松浦家の本拠地となっていた地。
足利幕府より朝鮮との通商を許され、
更にとも交易を行いました。
その後もポルトガルイスパニア
オランダ、… 続きを読む

四国連合艦隊の彦島租借要求

高杉晋作下関戦争の休戦交渉において、
彦島租借要求を拒否した伝説があります。
しかしながらこの話は、
英国の外交記録やアーネスト・サトウの日記、
回想録等には全く記載が無く、
伊藤博文の回想で語られるのみで、
現在では信憑性は極めて薄くなっています。

結論から言うと、
伊藤の証言以外に記録には全く無いわけで、
これを絶対にあったとは断定は出来ない。
但しそれを持ってそんな訳がない続きを読む

東京都品川区 御殿山

高杉晋作長州藩攘夷過激派達が、
御殿山に建設中の英国公使館に対して、
焼き打ちを行った英国公使館焼討事件
非常に有名な事件ではありますが、
事件としては死傷者のない放火事件で、
それ程のものではありません。

御殿山は太田道灌の居館のあった場所で、
徳川家康が… 続きを読む

神奈川県横浜市 諸外国の領事館跡

安政6年に横浜港が開港されると、
各国の領事館などが設けられるわけですが、
元々横浜は東海道から外れており、
基本的には交通に不便な場所でしたので、
諸外国は東海道沿いの神奈川宿に、
領事館を設けることを幕府に求めました。
領事館には神奈川宿の各寺院が充てられ、
後に横浜が急速に発展するまでに、… 続きを読む

長州藩主と英国艦隊提督の会見

慶応2年11月。
木戸貫冶(桂小五郎)は鹿児島に向かう途中、
長崎に立ち寄っています。
英国東洋艦隊もたまたま長崎に寄港しており、
木戸は司令官のジョージ・キング提督と会見。
会見の際にキング提督は下関への寄港と、
長州藩主への拝謁を強く求めてきました。

木戸は鹿児島に行くので即答できないと答え、
鹿児島からの帰路の下関で藩に手紙を送り、
拝謁の可否を考えてくれるように促します。

藩政府は英国との繋がりを作る好機と考え、
藩主毛利敬親続きを読む