護國寺墓地には維新の元勲らの墓の他、
盛岡藩南部家の墓所もありました。


「正三位南部利剛墓(右)」、
「同夫人南部明子墓(左)」。
盛岡藩１４代藩主南部利剛の墓と、
その妻で徳川斉昭の娘松姫(明子)の墓。… 続きを読む

護國寺は将軍徳川綱吉の母桂昌院の発願で、
大聖護国寺の亮賢僧正を招き、
幕領高田薬園の地を与えて堂宇を建立。
天然琥珀如意輪観世音菩薩像を本尊とし、
寺領三百石を賜ったことに始まります。

以後も将軍家の祈願寺として栄えますが、
檀家… 続きを読む

前回のつづき。
①/②


「七戸城東門」。
七戸城の東門は文献に残る記録を基に、
平成２０年に復元されたもの。
本城と呼ばれる本丸・二ノ丸と、
貝の口と呼ばれる郭の谷間にあります。
訪問時は門が閉まっていました。
仕方なく脇から入って中へ・・・。


「… 続きを読む

①/②

盛岡南部家支流の旗本寄合麹町南部家は、
盛岡藩より蔵米６千石の新田分地を受け、
定府大名盛岡新田藩となりました。
２代南部信誉は北方警備の功績によって、
無城大名から… 続きを読む

盛岡藩３代南部重直が継子なく死去した為、
幕府はその所領１０万石を２万石減封し、
重直の弟七戸重信に盛岡藩主を継がせ、
２万石を末弟中里直好に与えます。
これが八戸藩南部家のはじまり。

盛岡藩は重直に実子が居なかった事により、
後継者争いで割れて混乱していたとされ、
これ憂いた重直は継嗣を自ら選定せず、
将軍徳川家綱に後継者の選定を頼みました。… 続きを読む