常盤橋は小倉藩が細川家であった時代に、
城下の紫川東側と西側を結ぶ橋として、
架設されたものとされています。
長崎街道の他に、中津街道、秋月街道、
唐津街道等、九州各地の諸街道は、
この常盤橋に繋がっており、
各街道の起点となっています。… 続きを読む
「小倉藩」タグアーカイブ
兵庫県姫路市 安志陣屋跡
小笠原宗家当主であった小笠原秀政と、
その長男である小笠原忠脩は、
大坂夏の陣の天王寺の戦いで壮絶に戦死。
忠脩の遺児小笠原長次が幼少であった為、
家督は秀政の次男小笠原忠真が相続します。
長次は忠真の許で養育された後、
別家に興されて龍野藩6万石に封ぜられ、… 続きを読む
福岡県京都郡 島村志津摩終焉の地
「島村志津摩は隠居後に京都で死去した」。
昔、これを何かの本でナナメ読みして、
島村志津摩は維新後に京都府に移住し、
そこで死去したとばかり思っていましたが、
これが勘違いで京都府や京都市ではなく、
京都違いの福岡県京都郡でした。
おバカな間違いでお恥ずかしい限りですが、
島村が隠棲したのは豊津藩領の二崎… 続きを読む
福岡県田川郡 碧巌寺/小笠原忠幹仮埋葬地
小笠原忠幹は小倉戦争直前で病死。
有事ということでその死は伏せられ、
忠幹の遺骸は密かに城内に埋められました。
後に熊本藩らの撤兵で孤立した小倉藩は、
小倉城を自焼させて城下から田川まで撤退。
香春を仮藩庁としました。
未だ長州藩と交戦状態にある小倉藩は、
落城した小倉城より忠幹の遺骸を掘り返し、
安全な場所への埋葬を計画。… 続きを読む
福岡県田川郡 金辺峠(再訪)
小倉と秋月を結ぶ香春街道の要衝金辺峠。
小倉藩は本拠地である小倉城を自焼させ、
金辺峠を最後の砦として抵抗しており、
峠には島村志津摩の碑が建てられています。
この金辺峠には6年前に訪問済みですが、
当時の写真がボケてて酷いものたったので、… 続きを読む
福岡県北九州市 開善寺/小笠原眞方墓所
開善寺に小笠原貞宗が信濃に中興した寺で、
鎌倉時代後期に四条頼基が創建したもの。
後に府中小笠原宗家が小倉藩に入封すると、
信濃の開善寺と同名の寺を創建。
以後は重臣達の菩提寺として城下で栄え、
小倉戦争では小笠原長行… 続きを読む
福岡県豊前市 千束陣屋跡
小倉新田藩は小倉藩2代藩主小笠原忠雄が、
弟小笠原真方に1万石が分与し立藩。
他の新田藩が江戸定府大名であるのと同じく、
参勤交代を行わない定府大名でした。
はじめは小倉城下の屋敷に藩庁が置かれ、
幕末期は宗家と行動を共にしていますが、
小倉城落城と共に藩庁を失います。
藩主の… 続きを読む