羽州街道」タグアーカイブ

秋田県山本郡 森岡宿跡

森岡宿羽州街道の44番目の宿場町。
豊岡宿と半月交代で宿場を努めました。


三種町豊岡及び森岡周辺。
緑の線が街道筋で、
下側の青でぼかした辺りが森岡宿。


森岡宿跡」。
宿場跡には何も残っておらず面影も無し。

森岡宿と豊岡宿は時期に諸説ありますが、
とにかく半月交代で宿駅を務めています。
森岡宿の方が早くから宿駅であったらしい。
森岡宿の本陣が火災で焼失した為、
豊岡村の… 続きを読む

秋田県山本郡 豊岡宿跡

豊岡宿羽州街道の45番目の宿場町。
森岡宿と半月交代で宿場を努めました。


三種町豊岡及び森岡周辺。
緑の線が街道筋で、
上側の青でぼかした辺りが豊岡宿。


豊岡宿跡」。
真っ直ぐ伸びた街道筋には、
現在も建物が並んでいますが、
往時の遺構のようなものは無し。
本陣舘岡彦右衛門が務めたとされますが、
どこにあったのかわかりません。… 続きを読む

秋田県北秋田市 坊沢宿跡

坊沢宿羽州街道の53番目の宿場町。
かつては浅利氏家臣長崎氏の居館があり、
その城下町だったとされています。


北秋田市坊沢周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。


坊沢宿跡」。
集落としては結構な規模のようで、
往時も大きな宿場だった模様。
領主であった長崎氏は浅利氏没落後、
帰農して名主となったようで、
江戸時代続きを読む

秋田県北秋田市 前山宿跡

前山宿羽州街道の52番目の宿場町。
前山の名が初めて記録に残されたのは、
文禄3年(1594)年とされており、
浅利氏秋田氏の抗争に巻き込まれ、
周辺の農村が放火や撫斬されたようで、
この件が大坂に報告させた際に、
被害村に前山村の名が挙がっています。

当時の前山村は現在より東側で、
伊勢堂長根の辺りとされますが、
宝永4年(1707)の米代川続きを読む